グリーグ家の声楽家が再びご来訪くださいました

ノルウェーの作曲家、エドヴァルド・グリーグの血筋を持つバリトン歌手のKjell Viig(シェル・ヴィーグ)さんが数年ぶりにアリエッタにご来場くださいました。これまでも何度か日本グリーグ協会の声楽マスタークラスでご指導いただきましたが、今回は友人が主催し、昔からの音楽仲間が集結。 ノルウェー国歌や、グリーグの宗教曲「4つの詩篇」、名曲「春」をみんなで歌ったり、私も友人の娘さんとピアノデュオで演奏したり、一緒に楽しく過ごさせていただきました。

「4つの詩篇」からは「天つみ国に」を歌いました。シェルさんのバリトンソロを久しぶりに聴いたとき、一緒に同仁教会で歌った10年前を思い出し、今は亡き人々を想い少し涙ぐみました。今年は日本とノルウェーの国交120年、小学生から80代まで、この小さな会場で一緒に音楽するってなかなかないですね。そして、シェルさんの弾き語りによるノルウェーやアイルランドの歌も、優しいメロディーと詩にあふれ、心に沁みました。

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