6月5日、Music Gallery Ariettaはお陰様で8周年を迎えました。ピアノの生徒さんはリノベーション前から来ていたのですが、レンタルスペースとしては利用してくれる人いるのだろうか~と最初は不安でした。が、数えてみると生徒を含めた利用人数は延べ4737名となりました。昨年からの1年の稼働日数は227日。もちろん、レンタルで大勢いらっしゃる時はお名前がわからない方も多いですが、人数のみ記録しています。ノートは9冊となりました。小さな会場が丁度いい、居心地がいい、ここだと演奏がうまく聴こえて気持ちいい、というお言葉をいただけることが何よりの励みです。
ピアノ教室の生徒たちもみんな素直ないい子で、大人の生徒さんたちも楽しく音楽ライフを送っているようです。これまでご利用くださった皆様や協力してくれる家族に感謝します。自分自身も勉強を続けながらピアノ教室、地域活動を継続してまいります。そしてレンタルスペースとして音楽・カルチャーシーンで皆さまにご利用いただけますよう、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
お知らせ
アリエッタだよりVol.6・特製の譜面台購入
2月はイベントなど近況をお伝えする「アリエッタだよりVol.6」を発行しました。
昨年生徒たちが即興で作曲した曲のタイトル「花咲く野原」やクリスマスDAY、イベントの様子をまとめました。3月27日には春休みのコンサート鑑賞にお誘いしています。
また、キネステピアノ講座の先生がアリエッタをお使いくださり、ピアノの先生方が多く参加され、私も受講者として参加しました。学校で学んだこと、教わらなかったこと、体の使い方など、目からウロコの部分もありました。早速生徒さんたちにも伝授していますが、体のことはすぐにはできないこともあります。少しずつでもいい形でレッスンしていきたいです。
それから備品として、小さな生徒さんのために目の高さに近い位置で楽譜を見られる譜面台を購入、見やすいと好評です。演奏する時に手がつぶれがちな場合、手がアーチ型になるようにイメージしやすいボールを使うこともあります。
11月18日カラダの動きが音楽の響きを変える講座開催!
11月18日(土)14:00~16:00、横山記代先生主催のキネステピアノ講座が開催されます。
ピアノのを演奏する上での体の使い方や脱力など、フィジカルなお悩みを持つ皆様、体験してみてはいかがでしょうか?プロのピアニストからピアノ愛好家、ピアノの生徒さんまで、全国にこれまでたくさんの受講者がいらっしゃるそうです。
お申込はこちらから↓
https://activepage.jp/events?event=kinepia002&br=10118
10月29日北欧音楽祭トーク&コンサート開催♪
10月29日(日)に当方主催のトーク&コンサートを開催します。
北欧の2大作曲家、ノルウェーのグリーグ、フィンランドのシベリウスの、現地のフェスティヴァルに私が実際赴いた時のエピソードトークと、それぞれ彼の地に留学していたピアニストの山口亜弥子さん(グリーグ担当)と飯田佐恵さん(シベリウス担当)による演奏です。
14:00と17:00の2回公演ですので、お申込の際はご希望の時間をお知らせください。
一般3,000円、アリエッタ生徒・会員は2,000円、各回25名までの要予約となります。
グリーグとシベリウス、同名、あるいは類似した曲名を比較して演奏する試みでもあります。フェスティヴァルは私が撮影した写真と共に感動の思い出や失敗談(^^;)をお話しいたします。
お申込お待ちしております♪
音楽コラム、今回は楽器を使わない音楽?
練馬区北町のフリーペーパー、しもねり・かわら版。
第15号が発行されました。今回も音楽コラムを書かせていただいておりますが、
タイトルは「演奏しなくても音楽になる?」
20世紀の音楽で最も有名な曲についてです。バックナンバーもありますので、これまでのコラムをご覧でない方はぜひお読みください。
https://shimoneri.com/backnumber/
地元のボランティアの方々によって丁寧に作られているかわら版、いつも工夫されているなと思います。
アリエッタもその名の通り、小さいサロンではありますが、地元の方々のお役に立てれば嬉しいです。
クリスマス会の準備
クリスマス音楽会の準備でこのところ、いろいろな買い出しをしております。
生徒たちには、レッスンのあとに少しずつクリスマスツリーの飾りつけをやってもらっていましたが、
先日のハンドベル合同練習会で、ついに完成しました。
今日はこれから町会のクリスマスイベントに呼ばれ、演奏してまいります!
楽しんでもらえるようにがんばります。
「しもねり・かわら版」での音楽コラム執筆中
6周年となりました
両親の遺した家のレッスン室を拡張し、ご近所の方にも使ってもらえるようにリノベーションしてから、6月5日で6周年となりました。早いものです。コロナ禍もありましたが、ご来館延べ人数やイベント(レッスン含む)数も昨年より増えました。
当日は朝から友人よりお祝いメールをいただいたりしましたが、日曜日でしたしコロナ禍でなかったらお祝いパーティを開きたかったです。ご近所の方も何故か覚えていてくれてカーネーションを持ってくれました。
これまでのアリエッタの「音楽カフェ」などのイベントで、挨拶程度のお付き合いだったご近所の親世代の方々との交流がとても深まり、お茶や音楽、おしゃべりを楽しんだりすることができましたが、これは両親の代わりに得たものだったのだと思います。
ホールについて「多目的は無目的」と言った演奏家がいましたが、その意味もわかります。
確かに多くのホールは専門性があります。
音楽専門ホール・その中でもクラシック音楽専門ホール・オペラ・バレエが可能なホール・プロ演奏家専門としてアマチュア演奏家や子供の発表会は利用できないホール・劇場・イベントホール・パーティー会場・・・
コンセプトが明確でそのために設計されていればホールとしての機能は充実し、使いやすい優れているホールとなるでしょう。が、地域で多目的に使える小さなスペースの必要性を感じ、このアリエッタは敢えて多目的なスペースとしました。
ピアノのレッスンの他の主催イベント「音楽カフェシリーズ」ほか、この1年はコーラスグループ4団体の練習、発表会やコンクール前のグランドピアノでの練習、録音、録画、動画配信、ミニコンサートや他のお教室の発表会など、多くの方がレンタルでご利用いただきました。いろいろな目的でご利用いただけることは何かに特化していないただの箱かもしれませんが、スペースを探している多くの方との出会いも大切だと思っています。
この時期に彩る紫陽花、濃い赤紫のものは5年ぶりに先ました。青い紫陽花は、「音楽カフェ」に通ってきてくださるご近所の方がお庭のものを切って持ってきてくれました。皆さんに支えられていることを実感します。
今後とも楽しくお付き合いができればいいな思っております。
【告知】5月3日音楽カフェスペシャル
コロナ禍で不定期開催だった「音楽カフェ」ですが、この度5月3日(火・祝)に開催となりました。
はじめてのクラシックシリーズ第55回♯46 スペシャル withゲスト
「ノルウェーの伝統楽器 ハーディングフェーレのひみつ」
ヴァイオリンとは似て非なる楽器、ハーディングフェーレ 。
遠く郷愁を誘うような音色のヒミツとは?
日本で唯一ハーディングフェーレを制作している原圭佑さんをお迎えし、楽器の紹介、 ノルウェー滞在中のトーク と映像 、そして演奏いただきます。私たちも試奏できるそうですよ♪
13:30開場 14:00開演
15:00~15:30 ティータイム 北欧のお茶菓子をご用意しております。
参加費:1,500円 準備の都合上、要予約となります。
第一火曜日の音楽カフェは、クラシック初心者のためのレクチャーシリーズですが、今回のスペシャルでは初心者の方もだけでなく、北欧や伝統楽器にご興味のある方にもお楽しみいただけます。
ゲスト講師:原圭佑 Keisuke HARA
ノルウェー伝統楽器ハーディングフェーレ及びヴァイオリン職人. イギリスにてヴァイオリン族の製作、修理修復技術を取得。キプロス共和国にてプロの職人の下で修業。 ヴァイオリン族専門弦楽器会社にて修理修復者として活動した後、ノルウェーに渡る。 ハーディングフェーレ製作家及び演奏家であるOttar Kåsa氏より2年間ハーディングフェーレ製作と修理を学び、また現地の伝統音楽や暮らしを経験。帰国後、ハーディングフェーレ&ヴァイオリン工房Kを設立。 2018年、ノルウェーにて行われたハーディングフェーレ製作のコンペティションで銅賞を受賞。 現在は鎌倉市にて工房を構え活動. |
※新型コロナウィルス感染防止対策・事前準備のため、マスクのご着用、手指の消毒をお願いしております。
政府・自治体の要請により、感染対策が強化された場合に開催延期となる場合がありますので予めご了承ください。
お申込:info@musicgalleryarietta.com 090-6195-7354 たなべ まで
お待ちしております♪ |
ロビーの絵画/寿老人サンタから「Lys-灯り」
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年はMusic Gallery Ariettaオープン5周年記念で、日本画家の前田有加里さんにロビーに飾る絵画を依頼しました。
8月に下見に来てくれて打ち合わせをし、12月に納品となり、新年を迎えました。
植物をモチーフに作品を制作されることが多い前田さんですが、特に要望は出さず、彼女の感性にお任せしました。
普段はマリメッコのファブリックパネルを飾っていた場所ですが、クリスマスシーズンはこれまでも前田さんの絵を飾っていました。寿老人サンタと呼んでいますが、正式には「讃多図」、ユーモラスでとても気に入っています。
クリスマスが終わり、前田さんの新作にチェンジしました。
私がノルウェーの作曲家グリーグや、北欧が好きなことを知っているので、グリーグの故郷ベルゲンの世界遺産であるブリッゲンの街並みをイメージしたとのこと。もともと音楽の素養もお持ちの画家さんですが、グリーグの抒情小品集を聴きながら制作されたということです。タイトルの「Lys-灯り-」もノルウェー語を調べて名づけてくれました。ロビーの雰囲気も考えてくださったようで、思いもよらないモチーフでしたがぴったりです!!その発想に感心するとともに、とてもありがたく思っています。
これからも素敵な作品を生み出してほしいと思っています。ありがとうございました。