音楽教室・音楽観

発表会その2 子供の部

前回の投稿の続きです。

大人の部の後に客席を入れ替えて、子供の部を開催。大人の出演者の半数が残り、子供の部も最後まで聴いてくれました。

オープニングから指導者が弾いてしまいます!
私のオリジナル曲「ハッピーカーニバルfor 6 hands」をお手伝いの学友竹平智香子さん&中山真由美さんと演奏。私は今回真ん中のパート。6手を初めて聴く生徒さんやご家族はびっくりされていたようで、「あの曲感動しました!」と言ってくださった保護者もいらっしゃいました。

小学生から中学生まで。教室の生徒から6名が参加。
演奏曲について、事前にコメントを書いてもらい、司会の真由美先生に読んでもらいました。

前回も思ったのですが、小さい生徒さんたちもレッスンでの曲の説明や注意を、ちゃんとコメントに活かして書いてあり、しっかり覚えてくれているんだなあと感心しました。

ソロ演奏の後は、連弾で。今回親子連弾は1組。レベルに合わせて私が編曲した曲もありました。初めて出演する生徒たちは、緊張している様子もありましたが、名前を呼ばれると堂々としてみんなしっかり演奏できました。事前に教室でリハーサルを行った効果があったようです。また自分で書いた曲の特徴が読み上げられることで、どう表現すればいいか改めて気をつけることができたと思います。

そして、生徒のみんなが即興的に作曲したメロディーをつなぎ合わせた「アリエッタ・キッズメロディ」を今回も発表。伴奏をつけて演奏すると、発表後はおおお!という声も!さらに、曲名を考えてもらおうと、曲名応募用紙を配布、十数枚の応募がありました。皆さん想像力が豊か!最終的な曲名は生徒たちに選んでもらいます。伴奏つきの楽譜も作成、配布したのでぜひおうちでも弾いてもらいたいです。曲名が決まりましたら、ブログで発表いたします!

最後にスタッフの皆様、友人たちにも感謝申し上げます。

指導者演奏は

*グリーグ 抒情小品集第1集 アリエッタ *セヴラック 休暇の日々から ショパンの泉 でした。

発表会その1 大人の部

4月29日、板橋区の瀟洒な音楽ホール、マリーコンツェルトでアリエッタのピアノ発表会「春のコンサート」無事終了しました!
大人の部と子供の部に分けて開催。
前回来てくださった某音大の教授が「面白かったので、今回また行きたい」と言ってくれたのも嬉しかったです。
ただ順番に演奏するだけではなく、スペシャルな企画があるからかもしれません。

大人は教室の生徒さんや、ピアノ仲間の友人も参加。
キャリアも年代も違いますが、それぞれ忙しい中音楽を楽しんでいます。
Tさんは堂々としたショパンの雨だれ。40代でピアノを始められ、月刊ピアノでインタビューを受けるほどのピアノファン。
Uさんも、大人になってからピアノを始め、3年目。J-popやクラシックを弾いています。曲はブルクミュラーで「天使の合唱」初舞台でもちろん初めて触る会場のピアノ。ペダルに気をつけて演奏されました。
NTさんは2回目の出演。60代でピアノを始めクラシックや洋楽をレッスンで勉強してきました。「MY HEWRT WILL GO ON」はダイナミックで長い曲でしたが、立派に弾き切りました。
最後はIさん。バッハのインヴェンションから。子供の頃にピアノの経験がありますが、大人復活組。一緒に弾き合い会に参加することもあるよき仲間です。

大人の生徒さんの中には人前で演奏することに抵抗があり、客席で聴くだけ、という方たちもいらっしゃいますが、弾き終えたあとの達成感は、きっと格別なものがあると思います。次回はぜひ、勇気を出して参加してほしいです。(写真:大人生徒さんたちと、お手伝いの友人たちと)

ピアノの生徒たちの作曲したキッズメロディ!

一昨年、ピアノの生徒たちの創作による「アリエッタ・キッズメロディ2023」をピアノ発表会で発表しました。そして今年、2025年の発表会に向けても新しい曲が完成しました。下記は過去の2023年版、8人の中学生以下の生徒さんが2小節ずつ即興的に作曲したメロディをつなげて1曲にしたものです。アーティキュレーションをつけて、初級者でも弾きやすいアレンジにまとめてみました。

作曲した生徒の名前はイニシャルになっています。ポイントは、16小節のどこを誰に作ってもらうかという采配。予めこちらで和声を決めて和音を弾き、「これに合わせて弾いてみてくれる?」と言って弾いてもらうと、意外にできるものです。その和音の構成音だけで作った生徒もいれば、経過音など自然に使えた生徒もいました。また、メロディーに合わせて和声もどんどん変えていきました。最後の4小節は姉妹の作曲で、続けて弾いてもらったら、リズムが同じになりました。

発表会のとき、初めて完成版を聴いた保護者の皆さんも感激してくださり、生徒たちにはこういう力があるんだなということが改めてわかりました!今年もとってもいい曲が完成しました。ウェブサイトでは5月頃発表予定です。ぜひいろいろなお教室でも試してみていただくと、楽しいと思います。

合唱コンクールでピアノ伴奏、生徒の頑張りを褒めたい!

 先日、中学生のピアノの生徒が合唱の伴奏を立派に務めました。伴奏譜は普段のレッスンの教材よりハイレベル、リズムもクラシックとは全く違います。猛練習して、どんどんできるようになっていきました。この1か月くらいのレッスンでは、私も歌の部分を全力で歌い、ここまでの頑張りに涙が出てきて声が出なくなってしまうこともありました。本番の動画をお母様が見せてくれましたが思った以上に前奏は堂々としており、歌の部分に合わせて強弱もよく出ていました。指揮を見て、合唱をよく聴くようにということはよく言っていましたが、ここまで成長してくれて感無量です。お母様からも感謝の言葉をいただきました。次は発表会が待っています。本人も自信がついたと思いますので、そちらにシフトしてさらに一緒に勉強にしていきましょう。

生徒が合唱の伴奏に励んでいます

中学生のピアノの生徒が合唱の伴奏を担当することになり、練習に励んでいます。合唱曲のピアノ伴奏は今彼女が勉強しているクラシックの曲よりもリズムも細かく複雑な部分があり、臨時記号やアクセント、右手左手のパートのバランスなど、これまでと違うことが多いですね。そして指揮を見る、みんなの歌声をちゃんと聴くということにも慣れなければいけません。合唱との練習の時に指示されたところからすぐ出られるように楽曲構成の理解(どんな曲もそうですが)も必要ですね。本人がやる気がとてもあるのが頼もしく思います。クラスのみんなといい演奏をしてもらいたいです。

ピアノ教室のクリスマス音楽会

12月22日はアリエッタのピアノ教室のクリスマス音楽会、子供の部は予定より2組来られなくなり、5組の親子の参加でした。夕方からは大人の生徒さんたちも集合です。

♪まず、エレクトーンのパイプオルガンの音色による「もろびとこぞりて」を演奏しました。教会にいるような雰囲気を感じてもらえたでしょうか。

♪そして生徒たちによるピアノソロでクリスマスや冬の音楽。

讃美歌「おほしさま」・おめでとうクリスマス・いちばんぼし・よろこびの歌など

♪ハンドベル演奏は、見学のお子さんにも急に参加してもらい、「ジングル・ベル」をとても上手に演奏してくれました。

♪今年はブルグミュラー没後150年。ピアノを勉強する人には必ず演奏してほしい作曲家ですので、ちょっと教材やお勉強の話。そしてブルグミュラーと同じくらいのレベルのピアノ作品として、カバレフスキーやギロックの曲集も紹介し、どの作曲家の曲が好みか、生徒やご家族にも考えてもらいました。

すでにブルグミュラーなどを勉強している生徒もいますが、ピアノを学び始めて浅い生徒には、もう少し進むとこういう曲が弾けるようになると、目標を持ってもらいたいですね。

♪リズム遊びのコーナーでは、エレクトーンで8ビートのリズムをゆっくり鳴らし、出された音符カードを見てすぐにその音符の長さでパーカッションを演奏するというもの。少しずつテンポを上げたり、家族単位でやってもらったりしました。

♪最後にスウェーデンの女性作曲家エルフリーダ・アンドレーの「クリスマスの夢」とお手伝いの姪と一緒にピアノとエレクトーンのアンサンブルで「アナと雪の女王メドレー」を演奏しました。

それからティータイム。友人が前日に作ってくれたノルウェーの伝統菓子「クランセカーケ」の登場。

皆さん目を丸くして写真を撮っていました。このクランセカーケ(王冠のケーキ)は「アナ雪」の短編「家族の思い出」にも登場します。ほかのお菓子はフィンランドのゼリーやモルドバのチョコレート、友人手作りのジンジャークッキーとアイスなど。

ヨーロッパではプレゼントはクリスマスツリーの下にまとめて置くようですが、今回はツリーの枝にぶら下げたり置いたりしました。チョコレートやキャンディケインも枝にかかっています。お開きの言葉で毎回言うのは、ピアノを習うことができるのはとても幸せなこ、おうちの人に感謝しましょう、そしてクリスマスでは世界の平和を願いましょう、というようなこと。心に残るクリスマス会であってほしいです。

そして大人の会では、ピアノだけでなくギター持参の方も。参加費以外にお酒もたくさん持ってきてくださり恐縮です。自由に演奏したり、北欧のレシピによるお料理を出したりしました。いつも地元の話で盛り上がります。良い年を迎えたいですね。

8月新入会とアリエッタだよりVol.7発行

先月の七夕では、ピアノの生徒さんたちに短冊にお願いごとを書いてもらいました。ピアノのことだけでなく、ほかのことでも自由に書いていいよ~と言いましたが、ピアノに関することが半分以上でした。私も「生徒さんたちが上達し、音楽を楽しんでほしいこと」そして「世界の平和」を願いました。みんなの願いが叶いますように。7月発行のアリエッタだよりVol.7に七夕飾りの写真を掲載しています。

そして8月から、ピアノの新入会の生徒さんのレッスンがスタートしました。私の小学校の後輩になります。初回のレッスンなので覚えてもらうことが沢山あるのですが、私の話を真剣に聞いてくれていました。エレクトーンから出すリズムもよく聞いていて、すぐにちゃんと合わせて弾くことができました!クリスマス会でのデビュー(!)が楽しみです。他の生徒さんたちとも仲良くしてほしいですね。
先月の体験レッスンの時に私が校歌を歌うとちょっと驚いた感じでした。まあ地元ですので、生徒さんに先輩後輩多いです(笑)。

ピアノの生徒さんたちの声を集めてみました!

ピアノを習って良かったことや教室についてアンケートをとってみました。似ている感想は省略してまとめました。皆さんの声を励みに私もよりよいレッスンができるよう尽力していきます。

★小・中学生の生徒

♪学校の演奏で弾けてうれしい。

♪習い始めた時はむずかしいと思ったけれど、だんだんうまくひけるようになってうれしいです!!

♪クリスマス会での食事はおいしかったし楽しかった。

♪教室はいつもきれい。トイレもきれい。

♪発表会では恥ずかしがらずにできたし、ミスもほとんどなくひけた。

♪ピアノだけでなく、歌もあるのがいい。

★保護者より

♪子供の特性をよく見てくれて、その子に合ったレッスンを模索してくださり、感謝しています。

♪発表会もクリスマス会もとても楽しめました。

♪教室のイベントに参加して、親子で楽しい時間を過ごすことができました。ピアノの指導は子供のモチベ―ションが上がる声掛けに感謝しています。

♪子供の興味のある曲をレッスンに取り入れてくれて、家で楽しく練習できています。

♪楽曲を子供用にアレンジして楽譜を作ってくれて感激しました。

♪音楽的な表現の指導は、一緒に聴いている自分も勉強させてもらっています。

♪小さい子供向けの譜面台を用意してくれて感謝しています。

★大人の生徒さんより

♪超初心者にもわかりやすく、楽しく教えてくれて毎回通うのが楽しみです。

♪気持ちが前向きになるような指導に感謝しています。

♪体が動くうちにたくさんの曲に挑戦したいです。

♪認知症予防にも良いと思い、勇気を出してピアノを始めました。もう4年になりますが、好きな曲を弾けるようになり、たまらなく楽しいです。

♪ピアノは未経験でしたが、子供の頃から憧れだったので思い切って始めて良かったです。苦戦する時もありますが、弾きたい曲が弾ければわくわくするので、これからもピアノと仲良く楽しんでいきたいです。

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5歳~70代までの生徒さんが通われていますが、年齢や経験、それぞれのライフスタイルによって、レッスンの仕方も当然のことながら変えています。そして毎回その生徒さんの段階でのベストは何かを考えていますが、共通しているのは、音楽の面白さ、楽しさを伝えたいということです。私自身も勉強を続けていきます♪

ピアノ講座受講でスキルアップ

昨年もアリエッタをご利用いただきました横山記代先生と坂野理愛先生によるキネステピアノ講座。

前回の内容からさらに、生徒指導にも有効なブルクミュラーやソナチネに応用できる、脱力やカラダの使い方など、実用的な内容でした。

ピアノ指導者の方たちも多く参加されていました。フィジカルな面からいかに手を痛めずにいい音で演奏できるかなど、音楽大学でも深く教わることは少ないです。椅子の座り方、足の位置、ちょっとしたことで音は変わりますね。2時間たっぷりの内容でした。生徒たちにうまく伝えていきたいと思います。

クリスマスDAY、ゲストを迎えて無事開催

 12月10日はアリエッタのピアノ教室の生徒の皆さんや友人たち、そしてゲスト演奏を迎えたクリスマスDAYでした。

13:00~キッズ演奏ということで、参加の生徒たちがクリスマスの曲や冬の曲を演奏。

歌やパーカッションとのアンサンブル、連弾やハンドベルもありましたが、初めての生徒もしっかり演奏できました。珍しい楽器として、カリンバや小型テルミンを紹介。普段目にしない楽器も知ってほしいですね。それからクリスマスクイズは勝ち抜き戦で、こちらも盛り上がりました。そして、クリスマスツリーからお菓子やプレゼントを取っていってもらいました。この瞬間が一番楽しそう。

14:00からはゲストDuo Unikekoのコンサート。フィンランドとノルウェーで学んだヴァイオリニスト藤田有希さんとピアニストの安保美希さんが北欧のクリスマス音楽を演奏。素朴美しいノルディックな調べのヴァイオリンの演奏を近くで聴いて、生徒たちや保護者の皆さんもうっとりしていました。

そしてゲストを交えてパーティー。北欧風ケーキサンドイッチ、ノルウェーワッフル、サングリア風ジュース、保護者や大人の生徒にはグロッギ(ホットワイン)など。

その後は大人タイムとして、大人の生徒や友人たちとピアノやギターを。ギターを持ってきた人が2人いましたのでギターの情報交換なども。この場所が様々な出会いの場所となり、友人となっていただけるととても嬉しいです。

クリスマスはいろいろな国の伝統や文化が交り、国によっても慣習が異なりますが、平和を願う気持ちを変わらず持ち続けていきたいですね。

ノルウェーワッフルをその場で焼いてみました。
北欧風「サンドイッチケーキ」