9月10日(日)地域の高齢者を招待した敬老コンサートと、一般対象の秋のコンサート(同じ演目)、無事終了しました。演奏は、中学から大学まで同じ学び舎で音楽を学んだ友人たちとのユニット美獣会。私含めて4名ですが、1人は今回受付を担ってくれて、残る3名で美獣会3/4。
敬老の部では、85歳から10年以上ピアノの出張レッスンをしていたHさんの息子さんとお嫁さん、娘さんも参加。そしてHさんが95歳の時に人前で演奏した時のお写真を持ってきてくださり、思わずそれを見た時涙してしまいました。気品と教養、そして好奇心に溢れる方で、いつも楽しくレッスンやその後お茶の時間をおしゃべりで楽しく過ごしていました。きっと息子さんたちと一緒にお写真の中で演奏を聴いたり、ハンドベルで参加してくれたのではないかと思います。
休憩時間には曲に登場するお花からカモミールティー、ジャスミンティー、フランスのクッキーもお出ししました。
休憩時間には組曲に登場する「金平糖の踊り」に因んで金平糖を。高齢の方から「懐かしい~」との声も。でも本当は金平糖でなく「ドラジェの踊り」なのですよね。
3部では
わらべうた「あんだがたどこさ」(田邉英利子編曲)
アリエッタピアノ教室の生徒たちが作ったメロディーの曲目投票に協力していただきました。
曲を聴いて、生徒たちの考えた4つのタイトルから選んでもらい、票の多かった「花咲く野原」に決定しました。この曲は7月の発表会でも披露したのですが、面白い企画と評判でした。
そしてハンドベル体験。ピアノをやっていても、ハンドベルは初めてという方も。「故郷」を練習。その後みんなで歌いました。
「秋のコンサート」の方では、俳優・声優・劇作家のご夫婦、日本画家、ピアニストの他、「ねりまつながるカレッジ」という福祉を学ぶ講座の仲間、生徒たちや懐かしい友人たちなど様々な方が参加。
やはりみんなで一つの音楽を演奏するというのは一体感も生まれ、何より楽しいですね。「故郷」は特に皆さん声が出ていて、笑顔に溢れていました。小さいコンサートではありますが、最後に「楽しかった~」と言ってもらえるものを、これからも企画していきます。お手伝いの皆さんもありがとうございました。17日にも千葉で「くるみ割り人形」を演奏するので頑張ります。