先日、アマチュアピアニストKさんを偲ぶ会が開催されました。以前から彼の演奏するリストの「ラ・カンパネラ」やショパンの「舟歌」で涙する人続出、有料でいいからコンサートを聴きたい人も多数おり(本人は無料にこだわりました)、北海道までKさんの演奏を聴きに行き…などエピソードはいろいろ。そんな人を魅了するカリスマ性のある演奏はなかなかできるものではありません。集まった17名の方々も、真摯に音楽を愛する人ばかりで、それぞれKさんにそれぞれ演奏を捧げました。後半はKさんの演奏動画を観ましたが、パブストのチャイコフスキーの「眠れる森の美女」のパラフレーズなんて、その超絶技巧が凄すぎて思わずみんな笑っちゃうほど。Kさんの人生はピアノそのものでした。永遠に、ピアノとともに。