あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年はMusic Gallery Ariettaオープン5周年記念で、日本画家の前田有加里さんにロビーに飾る絵画を依頼しました。
8月に下見に来てくれて打ち合わせをし、12月に納品となり、新年を迎えました。
植物をモチーフに作品を制作されることが多い前田さんですが、特に要望は出さず、彼女の感性にお任せしました。
普段はマリメッコのファブリックパネルを飾っていた場所ですが、クリスマスシーズンはこれまでも前田さんの絵を飾っていました。寿老人サンタと呼んでいますが、正式には「讃多図」、ユーモラスでとても気に入っています。
クリスマスが終わり、前田さんの新作にチェンジしました。
私がノルウェーの作曲家グリーグや、北欧が好きなことを知っているので、グリーグの故郷ベルゲンの世界遺産であるブリッゲンの街並みをイメージしたとのこと。もともと音楽の素養もお持ちの画家さんですが、グリーグの抒情小品集を聴きながら制作されたということです。タイトルの「Lys-灯り-」もノルウェー語を調べて名づけてくれました。ロビーの雰囲気も考えてくださったようで、思いもよらないモチーフでしたがぴったりです!!その発想に感心するとともに、とてもありがたく思っています。
これからも素敵な作品を生み出してほしいと思っています。ありがとうございました。