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アリエッタだより♪Vol.3発行と七夕

今年の4月から不定期で、「アリエッタだより♪」というお知らせを発行、今週Vol.3を生徒さんたちにお渡ししました。足台の必要性、無料のオーケストラのコンサート、楽器店のイベントのお知らせ、そして発表会のこと。

七夕飾りの写真、私が友人と出演したピアノやエレクトーンのデュオコンサートなどの活動報告もしています。

クリスマスツリーは毎年飾っていますが、そういえば七夕は日本(中国伝)のなのに教室では飾ってないなと・・・。友人のピアノ教室で七夕飾りをおいていたのを思い出し、小さい笹ツリー(?)ですがネットで購入。

和紙の短冊には、ピアノだけでなく好きなこと書いていいよ~と生徒たちに言いましたが、割とみんなまじめに

「ピアノがうまくなりますように」「発表会でうまく弾けますように」と書いている生徒が多かったです。

大人の生徒さんたちや、歌のグループの方たちや歌の先生も書いてくれました。

私は「世界平和」と「発表会の成功」。子供の頃、天の川が見えるか、夜中に母と探したことがあり、そんなことも思い出していました。東京の夏は星が見えにくく、よくわかりませんでしたが。

みんなの願いが空に届きますように。

 

好きな曲の楽譜がなくても弾けるように

最近、生徒さんたちの聴音の力がどんどんついてくるのを実感して嬉しくなっています。

ピアノ教室の子供の生徒さんにはソルフェージュの時間があります。ドレミで歌うことや、メロディやハーモニーを聴き分ける聴音の時間です。ドミソ、ドファラ・・・といった和音や、メロディを聴き当てて歌ったり、もう1台のピアノで弾いて応えたりしています(聴奏といいます)。
聴力の発達が目覚ましい幼少期に音感を鍛えることは効果的ですが、実際、小学校に上がってからピアノを習い始めた生徒さんもけっして遅くなく、とても上達しています。

テレビなどで聴いた気に入った曲を、楽譜がなくても弾けるのはとても楽しいことです。耳コピと言われますが、私も小さい頃からそういうことが好きでした。また、楽譜を見てすぐ弾いたり歌ったりできる初見力は譜読の早さにも有利です。ある程度先も読むことができます。私の場合は幼稚園のリトミックの時間に和音聴音のゲームの影響が大きく、和音を当てた人が勝ち残るシステムでほぼ毎回1等となっていました。もちろんピアノの先生もソルフェージュを指導してくださり、今の自分があること、感謝しています。

曲をきれいに弾けるようになってほしいですが、聴く力も音楽力の向上につながり、とても大切です。ドと#ドの間の音程を細かく聴き分けられるような絶対音感は、あれば越したことはないですが、まずはドと#ドの違いが分かるようになってもらえればと思います。

 

 

 

保護者面談週間

先週土曜日から金曜まで、小・中学校の生徒の保護者の方々との面談週間となっています。

教室でのレッスンの状況や目標にしていること、発表会のこと、おうちでの練習、保護者からのご要望など、お一人30分ほど時間をいただいてお話をしています。生徒さんひとりひとり、家庭環境、練習状況は違いますが、改めて保護者の方とお話できて良かったと思いました。以前よりも楽しそうに練習しているとのお声もあり、これからも信頼していただけるように努めていきます。

保護者面談、和やかに実施中です。

 

庭の紫陽花、昨年5年ぶりに咲きましたが今年も蕾が出てきてとても嬉しいです。生徒さんやレンタルご利用者も楽しみにしてくれています。池の金魚ちらっと見えますね。

 

音楽コラム、今回は楽器を使わない音楽?

練馬区北町のフリーペーパー、しもねり・かわら版。

第15号が発行されました。今回も音楽コラムを書かせていただいておりますが、

タイトルは「演奏しなくても音楽になる?」

20世紀の音楽で最も有名な曲についてです。バックナンバーもありますので、これまでのコラムをご覧でない方はぜひお読みください。

https://shimoneri.com/backnumber/

地元のボランティアの方々によって丁寧に作られているかわら版、いつも工夫されているなと思います。

アリエッタもその名の通り、小さいサロンではありますが、地元の方々のお役に立てれば嬉しいです。

 

 

ピアノパーティ復活・新入会生徒歓迎ほか

あっという間に3月となりました。

今年の1月には演奏だけでなく飲食もできる場として、演奏者の集まり&パーティでご利用いただきました。

グラスやお茶・コーヒーはオプションでこちらで用意いたしました。弾き合い会後、ワインなどを楽しまれ、皆様ご満足いただけたようです。コロナ禍でしばらく飲食を伴うレンタルはほとんどありませんでしたが、これからも感染対策をしながら演奏も食事も楽しめる時間を提供できたらと思います。

この2か月は、ミーティングのご利用や、コンクール前の練習、他のピアノ教室の先生が発表会のリハーサルにもご利用くださいました。また、ピアノだけでなくヴァイオリン、コントラバス、トロンボーン、声楽など様々な楽器の練習に使っていただいています。

2月中旬からは毎年雛人形を飾っており、特にご近所の歌のグループの方々が喜んで見てくださっていました。

歌のグループは今年3団体が定期的にレンタルされていますが、メンバーも増えています。

妹のお雛様なのですが、このような男雛、女雛のみがケースにあるのは珍しいようです。

ピアノの生徒たちも興味深々で眺めていました。

レッスンの曲を選ぶ時にも季節感をある程度考慮しますが、四季からいろいろな感性が育まれればいいなと思っています。そして、今日から生徒たちに配布しましたが、「アリエッタだより」を発行。教室のニュースや音楽情報を時々届けていきたいと思います。昨年のクリスマス会の報告や、夏の発表会のお知らせ、お薦めの音楽番組などを掲載しました。

今年、2名が新入会となりましたが、音楽を幅広く紹介していきたいですし、どんどん興味を持ってほしいです。

2つのクリスマス会開催!

12月18日は子供の生徒&家族とのクリスマス音楽会、15日は大人のクリスマス会(宴)を開催しました。残念ながらこの時期それぞれお休みの生徒さんもいたのですが、これからも体調には気をつけていかなければと思います。

生徒たちが飾り付けをしてくれたクリスマスツリー

18日のオープニングは、冬をテーマにした私のオリジナル曲。

クリスマス会では冬やキリスト教・クリスマスに関連した曲を中心に選曲しています。

生徒たちはピアノのソロや連弾、ハンドベル、パーカッションなどを演奏の他、カリンバ体験も。今回クリスマス会に初めて参加する生徒たちもいましたが、皆さん一生懸命練習してきていました。とてもいい演奏ができたと思います。

また、データ音源を使ってオーケストラをバックにしたような演奏も聴いてもらいました。

ハンドベルチーム

また、北欧好きの私からはフィンランドのクリスマスソングも紹介。クリスマスツリーを飾る歌なのになぜ暗いメロディーなのか・・・その秘密はお国の自然や文化、人々によるのではないか、日本人の心も近いものがあるのではないか、そんな話もしてみました。

休憩時間にはサングリア風アイスティーなど、ドリンクで休憩、換気を行い、2部は友人&ピアノ指導者でもある薫先生、ちかこ先生との演奏。私は8曲全てをセコンドで演奏で、生徒たちやご家族にはゆっくり聴いてもらいました。

曲は12月の風物詩(?)「くるみ割り人形」のバレエ組曲全8曲と朗読と連弾で。小さいごきょうだいもいたので、くるみ割り人形とは何ぞや、という説明から、ドイツのお土産用の小さいくるみ割り人形を見せて説明しました。

そして、お菓子の世界へヒロインのクララと一緒に訪れる気分で、その曲にあったお菓子を曲ごとに配りました。

  1. 小序曲
  2. 行進曲
  3. 金平糖の踊り(ドラジェの踊り)→ドラジェ
  4. ロシアの踊り(トレパック)→大麦糖のねじり飴のことなのでキャンディケイン、これはクリスマスツリーに飾っており、子供たちにそこから取ってもらいました。

    ツリーに飾られたキャンディケイン

  5. アラビアの踊り(コーヒーの踊り)→コーヒー味の飴とチョコ
  6. 中国の踊り(お茶の踊り)→お茶の飴
  7. 葦笛の踊り(ミルリトンの踊り)→アーモンドのお菓子のことなのでアーモンドクッキー
  8. 花のワルツ→食べられるお花、エディブルフラワー!

 

くるみ割り人形組曲に因んだお菓子

全8曲の演奏は長かったかもしれませんが、クララの体験した不思議な世界を飽きずに楽しんでもらえたようです。

そしてプレゼントもいろいろ、クリスマスツリーの下に積まれています。これから少しでも世の中がよくなり、来年も皆さんと楽しく音楽とともにありますように願っています。

さて、それから22日は大人のクリスマス会を開催。こちらは少人数の忘年会のような感じで、北欧伝統のスパイスの効いたクリスマスハムやノルウェーワッフル(ノルウェーのヤギのチーズと共に)を焼いたり、グロッギ(グリューワイン)を楽しむ大人の会でした。レッスンでの曲の演奏や、ギターも持参されての弾き歌いなど、普段見られない生徒さんたちの様子も見られました! ピアノは何歳からでも始められますが、会社を退職されてから初めてピアノを習おうと思ったことだけでも、すごいことだと思います。年齢に関係なく、人生を楽しむお手伝いができれば私も嬉しいです。
大勢で安心して飲食ができるようになりましたら、子供のクリスマス会でもまたご馳走を出したいですね。

北欧のクリスマスハム。ライ麦パンと一緒に。

グロッギ(ホットワイン)

 

 

地元で親子向けクリスマスコンサート

練馬・北町二丁目町会会館で親子向けのクリスマスコンサートを承りました。

社会福祉法人・かるがも親子の家・北町主催です。スタッフの皆さんが心をこめて準備してくださっている様子を見て、若いママたちや子どもたちもいつも安心してここに通われているのだな~と思いました。

備品はキーボード、歌はコロナ禍なので無し、単調にならないように民俗楽器も使ってみました。

まずは伝統的な讃美歌をキーボードのオルガンの音色で荘厳に・・・

ジャズ調のクリスマスソングをピアノの音色に変えて・・・パーカッションも配り、二手に分かれて決まったリズムの打ち合い。思った以上にみなさん正しいリズムを打ち合えてびっくりでした!

そして、北欧音楽を勉強している私としては、ただのクリスマスソングの演奏だけよりも、誰も聴いたことないものをと思い、フィンランドの伝承のクリスマスソングを、今度はチェンバロの音色で演奏・・・

この曲、楽しいはずのクリスマスの歌なのに、フィンランドではなぜこんなに暗い曲なのか、日本の童謡も例に出してトークしてみました。

そして、フィンランドの民俗楽器カンテレの絵を見てもらったり、小さな弦楽器カリンバで、別のフィンランドのクリスマス伝承曲を演奏。さらにカリンバを演奏してみたいママに「きらきらぼし」を挑戦してくれましたがこれも見事に演奏されました!

カリンバでフィンランドの「父なる神さま、おまもりください」を演奏

そしてママたちが喜びそうな曲も演奏。「子供がリズムを感じて跳ねていた」「ゆっくり音楽を聴けて幸せ」

「子供が音楽にしっかり聴き入っていた」など感想を後からスタッフさんから伺い、私も嬉しく思いました。

最後にジングルベルをオーケストラデータと一緒に演奏しているとサンタさん、クリスマスツリー、ミセスクロース(?)が登場!こどもたちのプレゼントを配って、颯爽と帰っていきました。

その後はママたちとおしゃべりして、私と同じ幼稚園だということがわかったり、カリンバにトライしてもらったりしました。普段子育てを頑張っているママさんたちにも楽しんでいただけたなら私も本当に嬉しいです。一人で子育てで悩んでいるママも、こちらに参加できれば仲間がたくさんできますね。準備にご尽力くださった、かるがも親子の家のスタッフの皆様にも改めて感謝です。

社会福祉法人 かるがも親子の家のサイトはこちらです。

http://www.daikazoku.sakura.ne.jp/kitamachi.html

クリスマス会の準備

クリスマス音楽会の準備でこのところ、いろいろな買い出しをしております。

生徒たちには、レッスンのあとに少しずつクリスマスツリーの飾りつけをやってもらっていましたが、

先日のハンドベル合同練習会で、ついに完成しました。

今日はこれから町会のクリスマスイベントに呼ばれ、演奏してまいります!

楽しんでもらえるようにがんばります。

 

 

しもねり・かわら版音楽コラム追記「共感覚ってご存じですか?」

練馬区北町のフリーペーパー「しもねり・かわら版第14号が11月15日に発行されました。今回も音楽コラムを書かせていただきました。ローカル情報も楽しみで、編集の皆さんのご尽力に感謝しています。

タイトルは「共感覚ってご存じですか?」で、音を聴くと色が見える、というお話です。

かわら版コラムは字数制限があるのですがもう少し書きたくなりましたので、こちらで詳しく書いてみたいと思います。

私は10年ほど前まで共感覚というものを全く知りませんでした。

知ったきっかけはNHKのテレビ番組でした。最初はちゃんと見ていなかったのですが「あれ?こんなことにわざわざ共感覚なんて名前がついているの!?」と驚きました。

「黄色い声をあげる」など音を色で表現するように、異なる感覚が連動するという共感覚は誰もが持っているとのことです。ただ、共感覚には様々なものがあり、変わっているケースではある音を聴くと四角い何かを掴むような感覚がするとか、感覚が強すぎて苦しんでいる人もいるなど、複雑なものだということを知りました。

 

私の場合ですが・・・

*文字(ひらがな・カタカナ・アルファベット)・数字に色が決っている。

例:色を表す漢字はそのまま、黒=黒、赤=赤、こういうケースは多いのではないでしょうか。

色と無関係な漢字でも、何かしらの色があります。朝=赤・水色 早=水色 時=黄緑 宇宙=紺色・銀などなど

例:アルファベットのLはレモン色、R=は透明なリンゴジュースの色なので、物のイニシャルと関係しているのかもし  れないのですが、綴りを知る前から決まっていたような気がします。

例:数字は覚える時に色とセットなので便利な時がありますが、2と7が同じ緑なので、データなどの数字を思い出す時、「緑だったけど2か7か」なんて迷うことがあります。

*楽器の音(単音・和音)に色がある。

例:ド=赤 ミ=緑 ソ=青系 でドミソの和音はそれらが絵具のように混ざって別の色になるのではなく、モザイクのようになっています。

実はお世話になった方々に出したヤマハの退職通知ハガキに、音楽の調性(ハ長調など)を色で表したものを作りました。実際自分で絵具を使って描いてみたのは初めてでした。何人かの人たちからは、調によって自分と同じだったり違ったりして面白がられました。あの頃は「共感覚」なんて言葉は知りませんでしたが、ただ幼少の頃から感じていた色を表わしてみたいと思っただけでした。

私が昔から感じていた西洋音楽の基本となる24調を表わしたものです。

※実はこの調性の色、新たにパステルを使って別途制作中です。

また、番組の中で出演者が数字を並べて書いているのを見てなんだろうと思いましたが、あ!これは私の頭の中と同じ感じかも!こんなことも共感覚の一種なの!?と再度衝撃を受けました。

私の数字の世界と四季

ちょっと雑な図でスミマセン。

私の場合はこんな感じ。立体的に数字が並んでいて、決まったところでカーブして繋がっています。出演者が書いた図がどこでカーブしていたかは忘れましたが、・・・ついでに四季もどうなのだろうと色も一緒に書いてみました。四季の色は春=ピンク、秋=オレンジ色・茶色など、冬=水色・白、などは多くの人と同じかもしれません。でも夏は私は濃い赤や濃いオレンジなのですが、緑という人もいて、ああ違うなーと思ってしまいます。四季のサイクルを自分が移動している感じです。

家族に訊いてみたら、こういう数字の世界はないと言います。では数字を思い浮かべる時、どう浮かんでいるの?自分は一年のどこにいるの?と逆に不思議です。

だんだん音楽とは関係なくなってしまいましたが、幼稚園のリトミックで先生のピアノによる和音を必ず当てていたのも、色のおかげもあったのかもしれません。

 

 

 

 

ムジカノーヴァのアーティストさん来訪

音楽雑誌「ムジカノーヴァ」の表紙絵を制作されているテツジ山下さんがミュージックギャラリーアリエッタを訪問してくださいました。
音楽もお好きな方で、楽しくお話しさせていただきました。緻密で幻想的な切り絵はペーパーキルトというのですね。ムジカノーヴァは私も以前ノルウェーの音楽に関して記事を書かせていただいたことがありました。生徒さんのレッスや自分の勉強に役立てるように購読しております。最近の  表紙は、色使いがとても素敵だなと思っておりました。また、私が時々伺っている銀座の画廊、枝香庵さんをよくご存じで、ご縁を感じました。
10月16日~11日は江戸川橋のGallery Fieldで作品展があるそうです。ご興味のある方ぜひいらしてみてください♪