arietta

おひなさまの歌は家族行事

3月3日の桃の節句。アリエッタには2つのお雛様があります。

3階にある妹のお雛様。男雛の方が妹に似てると言われていました(笑)。

2階には姪のお雛様。

コロナでお休みしている「パステル和アート」や「音楽カフェ」の時に、これまで来場者の方も見てくださっていましたが、今年はひっそりと。4日、早速午前中に仕舞おうと、非毛氈をパタパタやっていましたら、ご近所の方に「あら~、お雛様見たかった」と言われましたが、この時期難しくなりました。来年、気兼ねなく見に来ていただきたいです。

3日の夜、初めて挑んだ茶巾寿司は失敗に終わり、仕方なく包む形となりましたが、蛤のお吸い物と共にいただきました。子供の頃、行事の時は母を筆頭に大きな声で家族で歌っていたので、「たのしいひなまつり」を歌うのも恒例です(笑)。

 

箸置きは、毎年活け花の桃の枝を切って使っています。お雛様を毎年飾っていますが、母や祖母のことを想い、感謝しています。

緊急事態宣言を受けて

第1火曜日、第2水曜日に定期的に開催している音楽カフェですが、1月は第1火曜日の「はじめてのクラシック」のみ実施しました。コロナ禍の緊急事態宣言を受け、1月の第2水曜日から、3月までお休みすることにいたしました。1月は「フランス印象派の音楽」をテーマにドビュッシーなど演奏。日本の浮世絵などから影響を受けたジャポニズムの話も興味を持ってくれました。フランスの老舗のお菓子とともに楽しんでもらえたようです。2月も本来は今日が第1火曜で開催する予定だったので、当日会ったご近所のいつもの参加者の方から「今日は無くてつまんないわねえ、早く(世の中のコロナ)が良くならないとねえ」と言われてしまいました。5月はGWなので、ゲストを呼んで、いつもよりパワーアップした音楽カフェを開催したいのですが、どこまで安全にできるか悩み中です。★個人レッスンは継続しており、ご希望によってオンラインレッスンも可能です。

かっこわるい?ベートーヴェン…

毎月第1火曜日の、クラシック初心者向けの音楽カフェ、第53回無事終了しました。テーマは今年生誕250年で賑わっているベートーヴェン。一度ベートーヴェンの回は実施したので今回は少し違う方面から。宮沢賢治がベートーヴェン好きだったことや、谷川俊太郎のちょっとおもしろ切ない「ベートーベン」という詩をもとに、キャラクターを解説。

「かっこわるかった」というフレーズが何度もでてきますが、最後に

「かっこよすぎる カラヤン!」で終わります。

そして、ベートーヴェンが指揮した第九(交響曲第9番)の初演の時の様子をある本をもとに朗読しました。第4楽章が終わり、割れんばかりの拍手が沸いたが、指揮者には聞こえていなかった~というくだりです。朗読は得意なほうと自負していますが、翻訳物で劇的な文章だったので、その歴史的瞬間をつい身振りをしながら熱演してしまい、泣きそうになり声がうわずってしまいました。。。そして今回のお菓子はベートーヴェンが好きだったフルーツコンポートなど、そちらも喜んでもらえました。

歌の音楽カフェは無料

毎月第2水曜日の無料の音楽カフェ、先週は第52回目でした。
皆さん集まると、
「〇〇さんは前回休んで残念だったわね、楽しかったのにー。アレ歌ったのよ~」という声が聞こえると、ますます頑張らないと、と思います!
簡単な曲をドレミで歌い、ハンドベルでアンサンブルにも挑戦しています。
米山正夫作詞作曲の「山小舎の灯」は、歌いながら打楽器使い、合いの手を入れました。イギリス民謡の「思い出(ロング・ロング・アゴー)」は、日本語の訳詞がたくさんあるのですが、そのうち3種類をそれぞれ歌ってみました。有名なメロディですが「♪よーくたずーねてくーれたね よーくまあ ねーえきみー」なんて訳詞もあるんですよ。
原曲もどんな内容かを紹介、やはり愛の歌なんですね。

音楽カフェ(はじめてのクラシック)第52回はゲストと

毎月第一火曜日の音楽カフェ(はじめてのクラシック)第52回、テーマはエリック・サティとフランス6人組と呼ばれる仲間たちで、今コンタクトレンズのCMで流れている曲やその他の有名曲から、嫌がらせを意味する《ヴェクサシオン》、家具の音楽、フランス6人組まで紹介。ヴェクサシオンは1ページの楽譜を840回繰り返す曲、完全演奏は18時間かかるのでさすがにできませんが、この曲の存在に皆さん驚かれていました。そして友人の長谷川薫さんが助っ人で参加、ピアノ曲「子供のたわいないお話」の語りをしてくれました。多くの音楽家・芸術家がパリ、モンマルトルに集結したベル・エポック、私も大好きな時代です。私も実際にモンマルトルのサティのアパルトマンも見てきました。サティがその後住んだアルクイユにはまだ行ったことがなく、いつかまたサティ詣でをしたいと思います。

私の学生時代に流行したエリック・サティですが、当時と少し聴き方が違っている自分に気づきました。奇抜でおしゃれだけでなく、孤独の部分が以前にも増して心に沁みます。サティの魅力は1回では語りつくせないので、そのうちまた企画するつもりです。

動画再生回数1600回超え

当会場でのトークと演奏(私も出演)がyoutubeにアップされました。
コロナ禍での東京都によるアーティスト支援企画「アートにエールを!」に友人に誘われ、4人で応募し、審査に運よく通りまして、7月に無事アップされていたのですが、一日で約250回再生されたようです。久しぶりにチェックしてみましたらトータル1600回を超えていました。
密を作らない動画が条件でしたので、別々に撮影。内容はノルウェーの作曲家グリーグについてです。私達は日本グリーグ協会という、グリーグの音楽を日本で啓蒙活動している協会の会員と友人で、私は最初の2分程度でトークと演奏を担当しています。グリーグという作曲家を少しでも身近に感じていただけたら嬉しい、という思いでみんなで内容を考えました。
ちなみにアリエッタのピアノ教室の大人の生徒さんからの感想の一部、「アーティストの皆さんの音楽に対する真摯な姿勢に打たれました。グリーグのちょっと不思議な音楽の入り口にぴったりな動画と思いました。」とのことでした!

人生初の感動の鳥肌は小学校2年の時

レッスンで子供たちに大人気のベートーヴェンの《エリーゼのために》を聴く度に思い出すのですが、自分にとって音楽で初めて鳥肌が立ったのが、この曲を聴いてでした。

小学校2年の時にこの曲をやることになり、最初に先生がお手本で弾いて下さいました。私はピアノの鍵盤の高音の方に立って聴いていましたが、後半の盛り上がり、Edim7/Aからクレッシェンドしていく所からガンガン鳥肌が立って、ペダルの響きで音量も上がってきました。当時家ではアップライトピアノでしたが、先生のグランドピアノの迫力は小さかった私にとってハンパなかったです(笑)。私は聴きながら前後にゆらゆらと揺れてしまうほど、衝撃を受けました。あの時の感動は今も忘れられません。

また、以前レッスンで《エリーゼのために》を頑張っていたRちゃんは、右手と左手が正しいリズムで合わせられないところがあったのですが、努力してできるようになった時は、私の方も飛び上がるほど嬉しかったです。

最初はできなくても、練習してできるようになった時に急に簡単に感じて、「何でこんな簡単なことができなかったんだろう」って思ったこと、先生も子供の頃にいっぱいあったよ、と時々言うことがあるのですが、頑張って成し得たことを生徒さんには誇りに思ってほしいです。

この《エリーゼのために》は実はバガテルとして書かれたのですが、バガテルとは、大したことないもの、つまらないものというような意味。でも全然そんなことない、古今東西多くの子供たちの心を掴んでいる珠玉の名曲です。

 

庭のアガパンサスが満開です

 

6~7月の音楽カフェ

定期イベントの音楽カフェは、4月と5月はコロナ禍の緊急事態ということでお休みとしましたが

6月から第一火曜日の「はじめてのクラシック」と第二水曜の無料の「やさしいコーラスとリズム運動」を再開しました。

7月でそれぞれ第48回目となりましたが、「初めてのクラシック」は、

第3回目の「かんたん音楽史~美術史とともに」(中世・バロック・古典・ロマン・近代のそれぞれの時代の音楽と絵画の比較をしながら紹介)

パワーポイントも使用して、どの時代の音楽と絵画作品が同じ時代か、どちらが古く感じるか意見をきいてみたり・・・。

第4回目の「巷で流れるクラシック」(CMやドラマでよく使われるクラシック音楽の正体とは?)を実施ししました。

というのも、今回の参加者にとっては初めての内容となるからです。

 

第二水曜のは歌やハンドベル、リズムに合わせて体を動かしたりしています。

7月ははじめてマザーグースから、英語の歌も歌ってもらいました!

コロナの感染には注意を払いながら、いつも元気な皆さんの来月の参加をまたお待ちしています。

参加者随時募集中です。

現在60代~80代の女性(時々男性)が5人~8人くらいいらっしゃいます。

毎回来ないといけないものではなく、来たい時に来ていただいていますので

お気軽にお問合せください。(お菓子の準備の都合上、参加連絡は事前にお願いします。)

090-6195-7354(タナベ)

↓以前の写真です。現在は密に気を付けています。

地元の神社に朔日詣り

朔日詣りを初めて一年になります。日頃の感謝とコロナの終息を願ってきました。北町浅間神社は富士塚があり、今日は山開きということで沢山お供え物があり、こちらの御朱印も初めていただきました。いつもひっそりしている神社なのですが、今日は町内の方々が山開きの準備をしていて、これまでいろいろとお世話になっていたことを実感しました。北町も繁栄しますように。

新入会生徒さん&しもねりかわら版

6月、緊急事態が明けてからは通常レッスンにもどると同時に、新入会の生徒さん2名のレッスンもスタートしました。男性2名で、お二人は中学時代からの同級生でピアノは全く初めて。お仕事がお休みの曜日に2人続けてレッスンに来てくれていますが、なかなか頑張っていらっしゃいます。自分で演奏できることを楽しんでもらいたいです。

それから、6月25日発行の地域のフリーペーパー、しもねりかわら版にミュージックギャラリーアリエッタが紹介されました。3月の音楽カフェ(定期イベント)に取材に来てくれた時の写真が掲載されています。

また、別のコーナーの「我が家の食卓」にも、スウェーデンのクリスマス料理の写真が載りました。春くらいの応募だったのですが、ちょっと季節外れになってしまったのに選んでいただきありがとうございました!

しもねりかわら版は他にも地域の歴史やイベント、素敵なお店が掲載されています。北町のいくつかのお店に置いてありますのでお近くの方はぜひご覧ください。