
歌の音楽カフェは無料

毎月第一火曜日の音楽カフェ(はじめてのクラシック)第52回、テーマはエリック・サティとフランス6人組と呼ばれる仲間たちで、今コンタクトレンズのCMで流れている曲やその他の有名曲から、嫌がらせを意味する《ヴェクサシオン》、家具の音楽、フランス6人組まで紹介。ヴェクサシオンは1ページの楽譜を840回繰り返す曲、完全演奏は18時間かかるのでさすがにできませんが、この曲の存在に皆さん驚かれていました。そして友人の長谷川薫さんが助っ人で参加、ピアノ曲「子供のたわいないお話」の語りをしてくれました。多くの音楽家・芸術家がパリ、モンマルトルに集結したベル・エポック、私も大好きな時代です。私も実際にモンマルトルのサティのアパルトマンも見てきました。サティがその後住んだアルクイユにはまだ行ったことがなく、いつかまたサティ詣でをしたいと思います。
私の学生時代に流行したエリック・サティですが、当時と少し聴き方が違っている自分に気づきました。奇抜でおしゃれだけでなく、孤独の部分が以前にも増して心に沁みます。サティの魅力は1回では語りつくせないので、そのうちまた企画するつもりです。
レッスンで子供たちに大人気のベートーヴェンの《エリーゼのために》を聴く度に思い出すのですが、自分にとって音楽で初めて鳥肌が立ったのが、この曲を聴いてでした。
小学校2年の時にこの曲をやることになり、最初に先生がお手本で弾いて下さいました。私はピアノの鍵盤の高音の方に立って聴いていましたが、後半の盛り上がり、Edim7/Aからクレッシェンドしていく所からガンガン鳥肌が立って、ペダルの響きで音量も上がってきました。当時家ではアップライトピアノでしたが、先生のグランドピアノの迫力は小さかった私にとってハンパなかったです(笑)。私は聴きながら前後にゆらゆらと揺れてしまうほど、衝撃を受けました。あの時の感動は今も忘れられません。
また、以前レッスンで《エリーゼのために》を頑張っていたRちゃんは、右手と左手が正しいリズムで合わせられないところがあったのですが、努力してできるようになった時は、私の方も飛び上がるほど嬉しかったです。
最初はできなくても、練習してできるようになった時に急に簡単に感じて、「何でこんな簡単なことができなかったんだろう」って思ったこと、先生も子供の頃にいっぱいあったよ、と時々言うことがあるのですが、頑張って成し得たことを生徒さんには誇りに思ってほしいです。
この《エリーゼのために》は実はバガテルとして書かれたのですが、バガテルとは、大したことないもの、つまらないものというような意味。でも全然そんなことない、古今東西多くの子供たちの心を掴んでいる珠玉の名曲です。
庭のアガパンサスが満開です
定期イベントの音楽カフェは、4月と5月はコロナ禍の緊急事態ということでお休みとしましたが
6月から第一火曜日の「はじめてのクラシック」と第二水曜の無料の「やさしいコーラスとリズム運動」を再開しました。
7月でそれぞれ第48回目となりましたが、「初めてのクラシック」は、
第3回目の「かんたん音楽史~美術史とともに」(中世・バロック・古典・ロマン・近代のそれぞれの時代の音楽と絵画の比較をしながら紹介)
パワーポイントも使用して、どの時代の音楽と絵画作品が同じ時代か、どちらが古く感じるか意見をきいてみたり・・・。
第4回目の「巷で流れるクラシック」(CMやドラマでよく使われるクラシック音楽の正体とは?)を実施ししました。
というのも、今回の参加者にとっては初めての内容となるからです。
第二水曜のは歌やハンドベル、リズムに合わせて体を動かしたりしています。
7月ははじめてマザーグースから、英語の歌も歌ってもらいました!
コロナの感染には注意を払いながら、いつも元気な皆さんの来月の参加をまたお待ちしています。
参加者随時募集中です。
現在60代~80代の女性(時々男性)が5人~8人くらいいらっしゃいます。
毎回来ないといけないものではなく、来たい時に来ていただいていますので
お気軽にお問合せください。(お菓子の準備の都合上、参加連絡は事前にお願いします。)
090-6195-7354(タナベ)
↓以前の写真です。現在は密に気を付けています。
朔日詣りを初めて一年になります。日頃の感謝とコロナの終息を願ってきました。北町浅間神社は富士塚があり、今日は山開きということで沢山お供え物があり、こちらの御朱印も初めていただきました。いつもひっそりしている神社なのですが、今日は町内の方々が山開きの準備をしていて、これまでいろいろとお世話になっていたことを実感しました。北町も繁栄しますように。
6月、緊急事態が明けてからは通常レッスンにもどると同時に、新入会の生徒さん2名のレッスンもスタートしました。男性2名で、お二人は中学時代からの同級生でピアノは全く初めて。お仕事がお休みの曜日に2人続けてレッスンに来てくれていますが、なかなか頑張っていらっしゃいます。自分で演奏できることを楽しんでもらいたいです。
それから、6月25日発行の地域のフリーペーパー、しもねりかわら版にミュージックギャラリーアリエッタが紹介されました。3月の音楽カフェ(定期イベント)に取材に来てくれた時の写真が掲載されています。
また、別のコーナーの「我が家の食卓」にも、スウェーデンのクリスマス料理の写真が載りました。春くらいの応募だったのですが、ちょっと季節外れになってしまったのに選んでいただきありがとうございました!
しもねりかわら版は他にも地域の歴史やイベント、素敵なお店が掲載されています。北町のいくつかのお店に置いてありますのでお近くの方はぜひご覧ください。
今日は朔日なので神社に行き、日頃の感謝とコロナ禍の終息を願ってきました。アリエッタの1階ロビーと2階玄関用に盛り塩も替えました。イベントなどで初めて来るお子さんは、興味津々で時々いじってしまいますね。私も幼児だったら触りたくなると思うので、気持ちはわかります。
感染者数が一人でも少なくなり、早く穏やかで明るい社会が復活しますように。
さて、5月からオンラインでのピアノレッスンを受ける方がいらっしゃいます。
オンラインレッスンはPCやスマホ、アプリなど整わないと難しいのですし、本来ピアノのレッスンや手や体にタッチすることが多く、ツールを通しての音のクオリティも対面レッスンとはかなり違ってきます。生徒さんが了解であれば、ご希望に沿って行っていきます。ご質問があればお問合せください。
昔、母がよく言っていたことを思い出したので、書いてみようと思います。
乳幼児だった私を母が寝かせつける時、「♪ね~んねん ころ~り~よ~」と江戸子守唄を歌うと、私は必ず泣いたそうです。それで「♪汽車汽車ポッポポッポ~」とリズム感のある歌を歌うと、安心したのかよく寝たとのことです。でも今思うのですが、これに限らずいろいろ歌ってもらった記憶が結構あるので、母は私が音楽に対する感受性があるのか実験していたのかもしれません。
この子守歌は陰音階でできているのですが、西洋音楽の短音階よりさらに悲しい感じが増していると思うのです。悲しいというより、寂しいメロディで、子供にとっては不安だったような気がします。シューベルトもモーツァルトもブラームスも、心安らぐ美しい子守歌を書いていますが、日本各地の子守歌はみんな寂しいメロディ。歌詞も奉公のお守りが里を想うような、そんな内容が多いようです。
でも、今はこの江戸子守歌、陽音階で明るい感じで歌われることもあるようで、驚きました。やはり元のメロディは悲しすぎるんでしょうか。
因みに母は特別な音楽教育を受けた訳ではありませんが、歳を取っても高くてよく通る声で、歌も昔からうまかったらしく、小学校の時に独唱に選ばれたこともあったようです。残念ながら私も妹たちも母のような声でなく、地声はどちらかと言えば低く(もちろん歌えば高音も出ますが)、私たちは誰も似なかったのでした。
(ボランティアで通っている特養のアマリリス、立派でした)
東京は緊急事態が発令され、穏やかな春の裏には新型コロナウィルスが隠れています。感染者の方にはお見舞い申し上げます。一刻も早くご快復されますように。
小学生のピアノのレッスンですが、学校が再び休校となりましたので、対面レッスンも感染回避のため、準じて5月6日までお休みとなります。大人の生徒さんも同様となります。一方、今後のためにも、オンラインレッスンを検討しております。環境に応じたレッスンも必要であることを実感しています。ご希望の方はお問合せください。
4月、5月の音楽カフェもお休みといたします。5月でまる4年、48回目となるはずでした。また皆さんに楽しんでもらえるように知恵を絞ったり、珍しいお菓子を用意したりしたいと思います。元気でお会いできることを楽しみにしております。
パステル和アートは、4月はお休みです。5月は様子をみて先生と相談いたします。
これ以上感染者が増えないことを願うばかりです。一人ひとりが気をつけないといけませんね。