arietta

オンラインレッスン

今日は朔日なので神社に行き、日頃の感謝とコロナ禍の終息を願ってきました。アリエッタの1階ロビーと2階玄関用に盛り塩も替えました。イベントなどで初めて来るお子さんは、興味津々で時々いじってしまいますね。私も幼児だったら触りたくなると思うので、気持ちはわかります。
感染者数が一人でも少なくなり、早く穏やかで明るい社会が復活しますように。

さて、5月からオンラインでのピアノレッスンを受ける方がいらっしゃいます。

オンラインレッスンはPCやスマホ、アプリなど整わないと難しいのですし、本来ピアノのレッスンや手や体にタッチすることが多く、ツールを通しての音のクオリティも対面レッスンとはかなり違ってきます。生徒さんが了解であれば、ご希望に沿って行っていきます。ご質問があればお問合せください。

 

日本の子守歌は悲しい

昔、母がよく言っていたことを思い出したので、書いてみようと思います。

乳幼児だった私を母が寝かせつける時、「♪ね~んねん ころ~り~よ~」と江戸子守唄を歌うと、私は必ず泣いたそうです。それで「♪汽車汽車ポッポポッポ~」とリズム感のある歌を歌うと、安心したのかよく寝たとのことです。でも今思うのですが、これに限らずいろいろ歌ってもらった記憶が結構あるので、母は私が音楽に対する感受性があるのか実験していたのかもしれません。

この子守歌は陰音階でできているのですが、西洋音楽の短音階よりさらに悲しい感じが増していると思うのです。悲しいというより、寂しいメロディで、子供にとっては不安だったような気がします。シューベルトもモーツァルトもブラームスも、心安らぐ美しい子守歌を書いていますが、日本各地の子守歌はみんな寂しいメロディ。歌詞も奉公のお守りが里を想うような、そんな内容が多いようです。

でも、今はこの江戸子守歌、陽音階で明るい感じで歌われることもあるようで、驚きました。やはり元のメロディは悲しすぎるんでしょうか。

因みに母は特別な音楽教育を受けた訳ではありませんが、歳を取っても高くてよく通る声で、歌も昔からうまかったらしく、小学校の時に独唱に選ばれたこともあったようです。残念ながら私も妹たちも母のような声でなく、地声はどちらかと言えば低く(もちろん歌えば高音も出ますが)、私たちは誰も似なかったのでした。

(ボランティアで通っている特養のアマリリス、立派でした)

4月~5月の予定

東京は緊急事態が発令され、穏やかな春の裏には新型コロナウィルスが隠れています。感染者の方にはお見舞い申し上げます。一刻も早くご快復されますように。

小学生のピアノのレッスンですが、学校が再び休校となりましたので、対面レッスンも感染回避のため、準じて5月6日までお休みとなります。大人の生徒さんも同様となります。一方、今後のためにも、オンラインレッスンを検討しております。環境に応じたレッスンも必要であることを実感しています。ご希望の方はお問合せください。

4月、5月の音楽カフェもお休みといたします。5月でまる4年、48回目となるはずでした。また皆さんに楽しんでもらえるように知恵を絞ったり、珍しいお菓子を用意したりしたいと思います。元気でお会いできることを楽しみにしております。

パステル和アートは、4月はお休みです。5月は様子をみて先生と相談いたします。

これ以上感染者が増えないことを願うばかりです。一人ひとりが気をつけないといけませんね。

 

4月の音楽カフェとピアノのレッスンについて

すでに通常の参加者の方には連絡しておりましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月の音楽カフェを中止にしております。

個人レッスンは、子供の生徒さんは3月一杯学校休校に伴い、お休みにいたしましたが、4月の2週目以降から再開予定です。大人の生徒さんのレッスンは個々に相談しておりますが、音楽教室全体は、新型コロナウィルスの社会への影響をみながら実施を判断していきます。

ご迷惑をおかけいたしますがご理解の程よろしくお願いいたします。

親子のための音楽カフェ

新型コロナウィルスで不安定な社会が続いていますが、親子のための音楽カフェのお申込がありました。

2組で人数も少ないので、消毒など環境に気を付けて実施することにしました。

初参加の方2組なので、テーマは「音楽とは?」。音の三要素と音楽の三要素、最も短い音楽、最も古い音楽のお話をしたり、1歳と6歳のお子さんたちとハンドベルや打楽器で一緒に演奏したりしました。またピアノはもちろん、ヴァイオリン、ウクレレ、オカリナなど、発音の異なる楽器を実際に使って音色の違いを確認したり、箱と輪ゴムを使って音の高さの変化を実験してもらいました。お子さんたちも音楽にとてもよく反応してくれたので、やはりこういう芽を大事にしたいです。

終了後もみなさんゆっくりされていかれました。

3.11の音楽カフェ

3月11日は午前中は大人の生徒さんのレッスン、午後2時からは無料の歌中心の音楽カフェでした。こんな時期ですが、そもそも少人数でお近くの方ばかり。60代~80代の方ですが皆さん楽しみにしてくれてますし、手の消毒、歌う向き、距離、換気に注意して実施しました。
そしてこの日は東日本大震災発生時間には、皆さんと黙祷を捧げました。アメージンググレイスをピアノで弾くと、涙してしまう方も何人かいらっしゃり、私も涙を堪えました。
今月の曲はまず《どこかで春が》。春が生まれる現象を考えてもらってみんなで作詞したり、打楽器を使って表現しました。《四季の歌》ではハンドベルでハーモニーを作りながら歌いました。お茶の時間には震災当時の各の体験を話したりもしました。当時は大手町でお勤めをしていて、3時間歩いて帰られた方もいらっしゃいました。現地の被災者とは比べ物にならないかもしれませんが、私達にもそれぞれの大変な思いがありました。あっという間の9年です。まだまだ傷の癒えない被災者の方々に本当の笑顔が戻ることを願います。

いろいろな楽器で歌詞の印がついている箇所に合わせて演奏。ちなみに芽の出る音はカスタネット(笑)。

音楽カフェに取材が入りました&ひなまつりのヒミツ

第一火曜日のクラシック初心者のための音楽カフェ第46回は、3月3日桃の節句でした。

そして地域のフリーペーパーの取材でノースファミリー実行委員会より3名の方がいらっしゃり、開始前に30分ほどインタビューを受け、その後見学をしていかれました。この辺り町の旧名は「下練馬」なのですが、「しもねり かわら版」というフリーペーパーです。5月頃の発行に何らかの形で紹介してくれそうです。

音楽カフェの方は毎回来てくださる方のうち2名がお休みになってしまいましたが、今回の参加者がまだ受けていなかった、第2回目に実施したテーマ「音階と鍵盤楽器」を若干リニューアルして行いました。

桃の節句にちなんで「たのしいひなまつり」の歌を題材に。

歌詞のアヤマチもいくつかあるのですが、これはチコちゃんよりも早く、3年前の音楽カフェで説明していました!

そもそも私が小さい時のこの歌の印象、「♪きょ~うはたのしいひなまつり」と毎年チラシ寿司を前に家族全員で歌っていましたが「全然楽しそうなメロディじゃない・・・。なんか悲しい・・・」

それには音階のヒミツが・・・ということで、音階とはまずドレミ~のことと初心者向けに説明、ではドレミ~は何語なのか?

長音階で「本当にたのしいひなまつり」琉球音階で「沖縄のひなまつり」など、ブルーススケールでジャジーなおひなさまなど、いろいろな音階で演奏。

そして鍵盤楽器の歴史のお話。古代の水オルガン、32,000本のパイプを持つパイプオルガンからフェルメールの絵に登場するヴァージナル、チェンバロ、スピネット、クラヴィコードなど、写真を見せながら音の鳴る仕組みも説明。

さらにピアノの本来の名前はピアノじゃない・・・?というネタも。

パワーポイントによる画像も皆さん真剣にご覧になっていました。

そしてお茶の時間は桜餅&道明寺や干菓子、ひなあられなど、おしゃべりをしながら楽しんでもらったようです。

 

アリエッタの2階には姪っ子の雛人形も飾っていますが、私も未だに祖母の買ってくれた雛人形を感謝しつつ毎年飾っています。

音楽・・・特に日本の歌は様々な季節感を感じさせてくれることが多いですね。

アリエッタにある姪の雛人形

想い出の雛人形。衣装が色褪せているところもあるのですが、大切に毎年飾っています。

 

 

 

 

 

新型コロナウィルス感染予防について

新型コロナウィルスの感染拡大防止のためテレワークの推進や、学校も休校となり、落ち着かない世の中になってきました。

ピアノの生徒さんにはご連絡をさせていただきましたがミュージックギャラリーアリエッタの対応は下記の通りです。

ピアノ教室・・・学校も休校となりましたので、小学生の生徒さんのピアノレッスンは、3月一杯お休みとし、中旬以降に限り、ご希望の場合は、お月謝ではなく単発レッスンの扱いとさせていただきます。

音楽カフェ・・・手の除菌、必要に応じてマスクを着用していただき、換気に注意して実施

パステル和アート・・・同上 ※講師の先生と相談

レンタル・・・同上 ※利用者様と相談

経済だけでなく文化活動も停滞してしまい、私自身も演奏するはずだったコンサートが中止となったり、聴きに行くはずだったものもどんどん延期や中心になり、残念ですが、一人ひとりが注意していくしかないですね。各地の感染者の快復と、一刻も早い収束を願います。

 

パステル和アートのテーマは「愛情」

第3水曜日は専門の先生がいらっしゃるパステル和アートの定例ワークショップ。

今日のお題はお花なのですが、パステル和アートの協会では「愛情」というタイトルがつけられているそうです。

花瓶のフォルムやお花の色はそれぞれの好みで。今回はいろいろな技が使われていますが、皆さん楽しんでいらっしゃいました。私自身も毎回参加しています。

先生の作品はやはりバランスが素晴らしいです。私の作品はお花がてんこ盛りになってしまいまいた・・・。

先生の作品は右下のものです。

 

てんこもりのお花。花と花瓶のバランスが難しい・・・。

初心者は毎月第1水曜、14時からですが、ご希望の日時があれば実施可能です。

次回3月4日(水)を予定しております。参加費3500円税込み

 

 

 

唱歌《うぐいす》と《浦島太郎》同時進行で歌うと?

本日は歌中心の無料の音楽カフェ。先月の新しい参加者の方が今月も来てくれて嬉しく思います。

今月の歌は《うぐいす》《星影のワルツ》。あの《ちゅうりっぷ》を作曲した井上武士さんの《うぐいす》、私は施設で伴奏するまで知らなかったのですが、高齢者の中でも70代後半~80代前半の方という、一部の方だけご存じの曲でした。不思議!でもシンプルな四七抜き音階なので皆さんすぐに覚えられました。またこの曲は、いろいろな曲に似ているのですが、最も似ていると勝手な解釈で、《浦島太郎》と《うぐいす》を同時進行で歌ってもらいました。皆さん結構歌えるものですね。実際は浦島太郎の方が4小節長いのですが・・・。

恒例のハンドベルでも演奏してもらいました。

《星影のワルツは》は悲しい別れの歌、参加者の思い出話では「思い人を田舎に捨ててきた」という方も!結構衝撃!?
替え歌で《幸せなワルツ》という前向きな明るい歌詞があるおで、こちらを最後に締めくくりました。作詞者不詳だそうです。

また、参加者の草笛活動家の男性が、草笛で《うぐいす》を演奏してくれました。オカメのお面がいいですね。